第4回ローザンヌ世界宣教会議の概要と祈祷課題

すでにご案内と参加者への招待が届いていますが、改めて標題(以下、宣教会議)の件をできるだけ簡潔にお知らせいたします。それによってこの宣教会議とその後の取り組みについてご理解をいただき、その祈りと支援を共有しつつ、それぞれの領域で世界宣教に励みたいと願います。

 

1 開催日程
 ・日程:2024年9月22日(日)~28日(土)
 ・場所:ソンド・コンベンションセンター(韓国仁川)
 ・テーマ:”Let the Church Declare and Display Christ Together”
        (「教会はともにキリストを伝え示そう」)
 ・参加人数:5,000人(対面)、5,000人(オンライン)、1,000人(ボランティア・ゲスト)
 ・登録料:Dynamic Participation Contribution(個々人の経済状況に応じた登録料)
 
2 宣教会議特色

  • 目標:諸国民を弟子として、2050年の世界を形作るための、世界のすべての教会の協力を促すこと
  • ローザンヌ運動の4つのビジョンの実現へ:1)すべての人に福音を、2)すべての民族と場所に弟子を育てる教会を、3)すべての教会と分野にキリストに似たリーダーを、4)すべての社会領域に御国のインパクトを
  • ローザンヌ4という旅路:ビジョンと目標実現をめざし、単一のイベントとはせずに、2050年の世界を視野に入れつつ、「複数年にまたがる、全世界的で多数中心的な運動」を促す「跳躍台」として2024年ソウル・インチョン宣教会議を開催する
  • 社会(ワークプレイス)で活躍するキリスト者、若い世代や女性の参加と宣教の働きを特に促す

3 宣教会議内容

  • 朝のセッション:「使徒の働き」から世界宣教のために「ともに働く」ことを聞くこととし、
  • 「御霊の到来」、「宣教共同体」、「迫害下の教会」、「仕事場と世界宣教」、「リーダーシップとしもべであること」、「地の果てまでの福音」の主題が用意され、テーブルディスカッションを行う
  • 午後のセッション:大宣教命令を果たすための様々な今日的・将来的な事案の自由で主体的な分科会や今後の「大宣教命令の世界大の現状報告」の25のギャップを打破する協働的な会合とネットワーキングの時が備えられている
  • 夜のセッション:「正義、セクシュアリティ、環境(悔い改め)」、「50周年記念(喜び)」、「迫害(考察)」、「韓国に関する考察(再生)」、「政治、紛争、強制退去(和解)」という世界の教会が直面する課題から学ぶ

 
4 めざす宣教会議の成果

  • 「ローザンヌ運動50周年」の感謝と再献身の表明
  • 「大宣教命令の世界大の現状報告」(世界12地域と23の宣教課題チームからの聞き取り調査のまとめ)
  • 「ソウル宣言」(現状報告から2050年への世界の教会の優先事項を見分ける)
  • 「協働活動チームの立ち上げ」(優先事項の行動計画と世界および国・地域レベルの具体的な協働の推進)

5 宣教会議組織

  • 会長:マイケル・オー(国際総裁)、ジェフン・リー(韓国ローザンヌ委員長)
  • 実行委員長:デビッド・ベネット(グローバル・アソシエイトディレクター)
  • 組織委員会、韓国準備委員会、アジア・共同ホスト委員会など

 
6 日本からの参加者と祈りの課題

  • 対面で約70名、オンライン60名
  • 宣教会議の其々の準備組織が良い連携の中でその準備が祝され、主の御旨にかなうように
  • 開催国である韓国の政治的、経済的な状況が守られて、宣教会議のすべての必要が満たされるように
  • この宣教会議が韓国の教会を刷新させ、教団・教派、教会を越えて国内外の宣教への一致と協働が進むように
  • 日本の参加者が2050年に目を上げつつ、それぞれの遣わされている現場での宣教への知見と情熱、そして霊性が一層高められるように
  • 日本の参加者の必要が、彼らを送り出す教会やグループによって祈られ支えられることによって、大会の成果が彼らに還元されて、日本をはじめ世界宣教へと実を結ぶことができるように