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世界宣教の働きは余りに大きく、一つの団体だけでそのすべてを行う事は不可能である。しかし、複数の団体が同じような働きを行うばかりか、それらが競い合い、協力をしようとしない。さらに、世界におけるキリストの教会は、欧米諸国からアフリカ、ラテンアメリカ、アジアへとその比重が移ってきた。しかし、宣教のためのリーダーシップ、財務、方策の決定は、いまだに欧米諸国に偏っている。世界宣教への女性の関与と協力は不十分であり、若い指導者を育てる働きに年長の指導者たちは十分に関わってはいない。このような現実を打破していくために、われらはどのような新しい協力関係を構築していく事べきなのだろうか。
21.世界的な受肉した協力関係を通して与えられるキリスト教会の希望
多元的でありながら1つである世界、接触しやすい部分もあるが接触できない部分もあるこの世界において、全世界的な受肉した宣教を展開するには?教会は信仰を刷新し、キリスト教宣教は社会を変革する働きだと認識すべきである。
22.世界教会における地域リーダー【準備中】
キリスト教会は世界的共同体だが、キリストの手足である地域教会の証しを通して宣教は進む。世界各地で神がリーダーを起こしておられる様子を聞き、聖書に基づく、深い霊性に裏付けられた、地域の文脈に沿ったリーダー育成法を学ぶ。
23.宣教における聖書【準備中】
聖書は、伝道と、人をキリストに似た者に変革するために不可欠である。今も全世界には、母国語聖書がない人、聖書を十分理解できない人、聖書を生活に適用する機会を持たない人が多くいる。この「聖書の貧困」を克服するには?
世界の20億人の子供たちにイエスを紹介し、信仰を告白した子どもに弟子訓練をし、献身したクリスチャンとしてその後の人生を歩むよう励ますことができたら?全世界のキリストのからだが、子どもへの働きに加わるようチャレンジし、実践的資料を提供する。